あの日、おばーが作ってくれた味。
優しくて、ほろ甘くて、笑顔になれた記憶。
昔を思い出す人も、初めて知る人も
みんなを繋いでくれるもの。
琉球弧の島々で愛され育まれている「みき」は、
米や粟などを原料にした飲みもの。
地域や家庭で愛されて、神事や祭りにも使われる「みき」の周りには、いつも人々が集い、笑顔があふれています。
私たちは、そんな「みき」の物語を、伝え、つなぎ、広げていきたい。
「みき」がある暮らし、
それは、幸せを紡ぐ時間そのもの。
喜び味わう日々を、あなたにも。
島々で異なる
みきの原料・作り方
亜熱帯の気候と風土、そこで生きる先人たちの智慧が「みき」を生み、食文化を育んできました。 琉球弧の島々それぞれが歩んできた歴史や言葉が違うように、「みき」も島によって原材料や製法が異なります。
例えば、奄美群島は米とサツマイモと砂糖で、沖縄島の糸満では米と麦芽と砂糖で、宮古諸島は米と麦麹で、伊良部島は粟だけで作り、竹富島ではシークワーサーで風味をつけます。そのため、発酵感や甘さ、酸味、とろみ具合や香りなど、「みき」の風味ははそれぞれです。
「みき」は個性と多様性に溢れています。
みき便り
琉球弧「みき」サミット2024 11月1日のスタート時間が変更になりました
【琉球弧「みき」サミット2024よりお知らせ】【11月1日(金)スタート時間の変更】いよいよ、11月1日(金)から沖縄島・糸満市・糸満市場いとま~るにて、琉球弧「みき」サミット2024が始まります初日は、11時からのスタートですポスターには、9時と記されていますが、初日は11時スタート!みき振る舞いもありますので、気軽にお立ち寄りください!奄美のみき、沖縄のみき、島々の「みき」を味わい比べてみてください!また、関連イベントもご紹介させていただきます【11月1日(金)14時~16時 ワークショップ開催】みき作りを楽しもう!講師 ヤビクひろみ(来間島みき認定継承者)来間島のみきの伝統製法のデモンストレーションと座学参加費 3300円(DMにてお申し込みが必要です)【11月2日(土)14時~16時 講座】みきと雑穀の関りを知る琉球弧における伝統的な雑穀と農耕祭祀儀礼~ゲノムと民族植物学の視点を踏まえて~講師 玉木陸斗(東京農業大学)参加費 無料【11月1日(金)2日(土)調査】みきを継承する糸満の「みき」の思い出を聞き書きをし、記録に残しますあなたの「みき」モノガタリを是非お聞かせください記録者 木村自(立教大学)窪田和人(出版社)砂川葉子(プロジェクトリーダー)お申込み、お問い合わせはお気軽にDMにてどうぞ!
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琉球弧「みき」サミット2024ご案内
琉球弧「みき」サミット主催者よりご挨拶はじめまして。砂川葉子(NPO法人来間島大学まなびやー/琉球弧「みき」プロジェクトリーダー)です。私は、岐阜県出身で、来間島出身の男性と結婚し、島嫁となり、来間島在住24年です。初めて「みき」を飲んだのは、島の豊年祭でした。24年前のあの日から、「みき」は私の島の暮らしと祈りにかかせない存在となり、「みき」は常に私の島の暮らし、祈りのそばにあり続けていました。ひょんなことから、みきの製造販売やワークショップ開催を仕事とすることになりましたが、当時は来間島以外の他の島々にも「みき」があることも知りませんでした。奄美大島など島々に行き、その土地の「みき」に出会い、材料や製法が違うことを知りました。島によって言葉や文化が違うように、「みき」が違う。「みき」の個性と多様性、これこそがみきの魅力だと感じました。「みき」は琉球弧の象徴の一つのようで、我々の文化として「みき」をもっと伝えていきたい、もっと島々と、人々と繋がりたい、と思いました。そして、2023年に琉球弧の島々と、そこに生きる島人たちと、雑穀や乳酸菌の研究者、大学などの教育機関、流通分野、出版分野、観光分野などの産業と連携協力し「みき」を継承していくためのプロジェクトが始まりました。「みき」を琉球弧の個性豊かな文化として、次世代に継承していくために、取材・調査活動を行い、「みき」が持つ歴史的価値・文化的価値を発信するために、琉球弧「みき」モノガタリという小冊子やHPを制作し、情報発信をしてきました。そして、「みき」を通して、島々と人々が繋がり、地域のアイデンティティや誇りをより強め、地域社会や文化の持続性の向上に繋げたいという思いから、琉球弧「みき」サミットを開催することになりました。東シナ海に緩やかに弧を描く琉球弧の島々の人たちが集まって、「みき」を語りあい、「みき」文化を深めていく場にしていきたいと思っています。幾世幾人に渡り受け継がれてきた「みき」文化が、琉球弧の島々を繋いでくれているのを感じ、次世代への継承に繋がればと願っています。次年度または次次年度には、本開催を目指しており、皆様のお力添えをいただけたら嬉しく思います【開催目的】〇「みき」の継承・普及・発信を通じて、地域のアイデアや誇りを強め、地域社会や文化の持続性を向上させる〇「みき」を琉球弧の個性豊かな文化として継承・普及につなげる〇「みき」が持つ歴史的価値・文化的価値で、地域の豊かさや多様性を発信する【開催日程】〇奄美大島 10月7日~13日アマホームPLAZA(奄美市市民交流センター)2階マチナカギャラリー後援 奄美新聞社 南海日日新聞社〇沖縄島 11月1日~3日 糸満市場いとま~る後援 糸満市 糸満市教育委員会〇宮古島 11月11日~15日 宮古島市市役所ロビー後援 宮古島市 宮古島市教育委員会〇石垣島12月14日15日 「石垣島やきもの祭り」会場内後援 石垣市【開催目的】「みき」の継承・普及・発信を通じて、地域のアイデアや誇りを強め、地域社会や文化の持続性を向上させる「みき」を琉球弧の個性豊かな文化として継承・普及につなげる「みき」が持つ歴史的価値・文化的価値で、地域の豊かさや多様性を発信する 【運営主体】主催:NPO法人来間島大学まなびやー支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会令和6年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業琉球弧の「みき」継承プロジェクト
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【取材活動の記録】石垣島・白保の「みき」作りにお邪魔しました
おかげさまで、今年度も各地に取材、記録、サンプリング等で訪問をさせていただけることになりました
7月14日~16日で、石垣島白保の「みき」作りにお邪魔しました
米みき、粟みきは、本当に貴重だと思います
こちらの取材記録などは、琉球弧「みき」サミットや、琉球弧「みき」モノガタリVo.2で発信をしていきます!
どうぞお楽しみにしてください!
主催:NPO法人来間島大学まなびやー支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会令和6年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業琉球弧の「みき」継承プロジェクト
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【取材活動の記録】沖縄島・糸満6月ウマチーのみき作りにお邪魔しました
おかげさまで、今年度も各地に取材、記録、サンプリング等で訪問をさせていただけることになりました
7月18日~20日で、沖縄島・糸満の6月ウマチーの「みき」作りにお邪魔しました
麦芽でつくる「みき」作りは本当に面白かったです!
こちらの取材記録などは、琉球弧「みき」サミットや、琉球弧「みき」モノガタリVo.2で発信をしていきます!
どうぞお楽しみにしてください!
主催:NPO法人来間島大学まなびやー支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会令和6年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業琉球弧の「みき」継承プロジェクト
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【取材活動の記録】恩納村前兼久みき御願にお邪魔しました
7月28日~31日で、沖縄島・恩納村前兼久にお邪魔しました
こちらの取材記録などは、琉球弧「みき」サミットや、琉球弧「みき」モノガタリVo.2で発信をしていきます!
どうぞお楽しみにしてください!
主催:NPO法人来間島大学まなびやー支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会令和6年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業琉球弧の「みき」継承プロジェクト
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【取材活動の記録】沖縄島・知花の6月ウマチーの取材に行きました!
おかげさまで、今年度も各地に取材、記録、サンプリング等で訪問をさせていただけることになりました
7月18日~20日で、沖縄島・知花の6月ウマチーにお邪魔しました
こちらの取材記録などは、琉球弧「みき」サミットや、琉球弧「みき」モノガタリVo.2で発信をしていきます!
どうぞお楽しみにしてください!
こちらのブログの発信は、毎月旧暦1日、15日です
宜しくお願いします!
主催:NPO法人来間島大学まなびやー支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会令和6年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業琉球弧の「みき」継承プロジェクト
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加計呂麻島諸鈍「みき」モノガタリ
「みき、どうぞ〜!」
【地域】奄美諸島・加計呂麻島・諸鈍【祭祀】諸鈍シバヤ【みき】米、砂糖、芋【作り手】諸鈍婦人会【撮影日】2023.10.24【取材者】砂川・牧旧暦9月9日国の重要無形文化財である諸鈍シバヤが始まる前にグリーンのエプロン姿をの女性たちが観客たちに「みき、どうぞ」と声掛けしてましたほのかに燻したような香りがする「みき」釜で、薪で、米を炊き上げて作るそうです婦人会の皆さまの手作りのみきをいただきながら観る諸鈍シバヤは最高でした美味しいみきと素晴らしい芸能、地域の結束力と愛を存分に感じる時間でしたありがとうございました🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾「みき」が繋ぐ。奄美と沖縄を繋ぐ、島々を繋ぐ、祈りを繋ぐ、暮らしを繋ぐ、人から人へ、手から手へ、あなたへ、未来へ、「みき」を繋いでいくプロジェクトです。こちらのInstagram、Facebookで、みき、のこと島々、のこと、我々、のこと、発信していきます!本プロジェクトのことや、みきのことをまずはこちらで知っていただけたらと思っています!毎月旧暦1日、15日で投稿予定です。#琉球弧みきモノガタリ#みき #ミキ #神酒 #発酵飲料 #乳酸発酵飲料 #琉球#琉球弧#みき文化#発酵文化#加計呂麻島#諸鈍シバヤ#奄美諸島#クガツクンチ#諸鈍みき#平家#miki#ryukyu#フォローお願いします#琉球弧みきサミットどうぞ、フォローを宜しくお願い致します!琉球弧「みき」プロジェクト隊長 ヨーコ
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来間島「みき」モノガタリNO.2
みきと民具編 No.1プサギとユノウス【地域】宮古諸島・来間島【祭祀】ヤーマスプナカ1日目はツヌジャラ(角皿)2日目はユノウスという器で、みきを回し飲み、神唄を歌います何故、1日目と2日目で器が違うのか、これにもちゃんと理由があります🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾「みき」が繋ぐ。奄美と沖縄を繋ぐ、島々を繋ぐ、祈りを繋ぐ、暮らしを繋ぐ、人から人へ、手から手へ、あなたへ、未来へ、「みき」を繋いでいくプロジェクトです。こちらのInstagram、Facebookで、みき、のこと島々、のこと、我々、のこと、発信していきます!本プロジェクトのことや、みきのことをまずはこちらで知っていただけたらと思っています!毎月旧暦1日、15日で投稿しています#琉球弧みきモノガタリ#みき #ミキ #神酒 #発酵飲料 #乳酸発酵飲料 #琉球#琉球弧#みき文化#発酵文化#来間島#ヤーマスプナカ#宮古諸島 #豊年祭#祈りのみき#暮らしのみき#miki#ryukyu#琉球弧「みき」サミットどうぞ、フォローを宜しくお願い致します!琉球の「みき」プロジェクト隊長 ヨーコ
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伊良部島・佐良浜「みき」モノガタリ
「焦げはオバァのおやつだよ」みき作りは、意外と重労働ですシンメー鍋(宮古島ではンニィ鍋)と言われる大きな鍋で作る時は、量も多く、男手が無くては鍋がかき混ぜきれないほどです丸い鍋のそこに、うっすらと焦げが出来ていると、オバァたちはニマ~~~と笑って、言います子どものころから、みき作りの最大の楽しみは、鍋のそ底にできたお焦げ。それを剥いで食べるのが、今でも楽しみなんだって🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾琉球弧の島々に「みき」と呼ばれる飲み物があります絶え間なく変化する時代の中に「みき」はあり続けてきました変容と許容の中に、共同体の中に、ただ「みき」はあり続けてきました「みき」がそこにあるそれがただただ愛おしい先人たちの思いは、まっすぐと伸びた経糸我々は横糸で、共に今を織りなしています伝統とは過去のものではなく、常に最先端にあるのです今、「みき」があるそれだけのことを、この喜びを伝えていきたい今日も島には「みき」があり続けています🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾こちらのInstagram、Facebookで、みき、のこと島々、のこと、我々、のこと、発信していきます!本プロジェクトのことや、みきのこと#琉球弧みきモノガタリ#みき #ミキ #神酒 #発酵飲料ミキ#乳酸発酵飲料 #琉球#琉球弧#みき文化#発酵文化#miki-narrative#narrative #発酵飲料#伊良部島#佐良浜#琉球弧みきサミットどうぞ、フォローを宜しくお願い致します!琉球弧「みき」モノガタリプロジェクト隊長 ヨーコ
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